眠るときの擬音って国によって違う?「すやすや」は日本だけ?

睡眠

日本語で眠っているときの音を表すとき、よく「すやすや」と言いますよね。
では、他の国ではどう表現されているのでしょうか?意外と面白い違いがあります。


1. 日本語:すやすや / ぐっすり / むにゃむにゃ

  • すやすや:穏やかで静かに眠る様子
  • ぐっすり:深く熟睡している
  • むにゃむにゃ:夢を見て寝言を言っている

日本語は擬音語・擬態語が豊富で、寝る状態のニュアンスまで細かく表現できます。


2. 英語:zzz / snore / murmur

  • zzz:漫画やイラストでよく見かける「眠っている音」
  • snore:いびきをかくときの音
  • murmur:寝言のささやきや小さな声

アルファベットで「zzz」と表現するのは、呼吸のリズムを単純化したものです。


3. 韓国語:쿨쿨(kul-kul)/ 골골(gol-gol)

  • 쿨쿨(kul-kul):ぐっすり眠っている様子
  • 골골(gol-gol):いびきをかく音

ハングルでも音の繰り返しで眠りの状態を表すのは日本語と似ています。


4. 中国語:呼呼 / 呼噜

  • 呼呼(hū hū):静かに寝ている様子
  • 呼噜(hū lū):いびきをかく音

漢字を使った擬音でも、音をそのまま書き表すスタイルです。


5. フランス語:dodo / ronron

  • dodo:赤ちゃんの眠りを表すときに使う
  • ronron:猫のゴロゴロ音ですが、子どもの寝息にも使われることがある

欧米では日本語ほど細かく寝方の状態を表す擬音はありませんが、かわいらしい表現が多いです。


まとめ

世界の言語でも、眠る音を表す擬音は「繰り返しの音」「柔らかい音」が多いのが特徴です。
日本語の「すやすや」のように、穏やかで安心感のある音を表す言葉は、
世界共通で人気の表現手法といえます。

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