睡眠時無呼吸症候群の治療法を知っていますか?まずは検査が第一歩!

いびき

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今回は、睡眠時無呼吸症候群の治療法を中心に、改善に向けた第一歩をご紹介します。

まずは検査!病院で状態を知ることが大切


SASの治療を始めるには、まず病院で検査を受ける必要があります。
病院では以下のような検査を行います。


簡易検査:自宅でできるタイプで、呼吸や酸素濃度を測定。
精密検査(ポリソムノグラフィー):病院に一泊して、脳波や筋電図などを詳細に記録。


もし「いびきがひどい」「日中の眠気が強い」などの症状があれば、
専門医に相談することをおすすめします!

治療法はこんなにたくさん!あなたに合った方法を選べます

① 生活習慣の改善

  • 軽度のSASの場合、生活習慣を見直すだけで症状が改善することがあります。
  • 体重管理:肥満は気道を狭める原因になります。
  • 飲酒の控え:アルコールは気道の筋肉を弛緩させます。
  • 横向きで寝る習慣:仰向けよりも横向きで寝る方が気道が確保されやすいです。


② マウスピース(口腔内装置)

  • 歯科医師によって作られるマウスピースは、気道を広げる効果があります。
  • 小型で持ち運びもしやすいため、軽度から中等度の患者さんにおすすめです。


③ CPAP(シーパップ)療法

  • 中等度以上のSASには、CPAP装置が最も効果的です。
  • 寝ている間にマスクを装着し、気道に空気を送り込むことで閉塞を防ぎます。
  • 初めは装着に慣れるまで時間がかかりますが、多くの人が劇的な改善を実感しています。


④ 手術療法

  • 気道の構造的な問題がある場合、手術による治療が行われます。
  • 鼻中隔の矯正や、のどの余分な組織を取り除く手術です。
  • 重症の場合、顎骨の位置を調整して気道を広げる治療もあります。


⑤ その他の治療

  • アロマや加湿器:リラックス効果で睡眠環境を整えます。
  • 酸素療法:補助的に酸素濃縮器を使う場合もあります。

治療の第一歩は「気づくこと」から!


家族にいびきを指摘されたり、日中の眠気を感じたら、それがSASのサインかもしれません。
「もしかして?」と思ったら、専門医での検査を受けてみましょう。
放置せずに早めに対応することで、健康的な毎日を取り戻せます。

相談しやすいクリニックを探そう!


近年、多くの病院が「睡眠外来」を設置しており、気軽に相談できる環境が整っています。
さらに自宅でできる簡易検査キットを取り扱っている病院も増えています。

睡眠時無呼吸症候群は、誰にでも起こりうる病気です。


ただし、正しい治療を受ければ、驚くほど快適な睡眠を取り戻すことができます。
「最近眠りが浅い」「家族にいびきを指摘された」そんな時は、
一度検査を受けてみるのがおすすめです。
ぜひ、今日から睡眠を見直し、健康的な生活を目指しましょう!

CPAP治療がよくわかる本 閉塞性睡眠時無呼吸を克服

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