——かかる人・かからない人の違いと、脳で起きていること
「催眠術にかかって、記憶がなくなった」
「体が動かなくなった」
「自分の名前を忘れた」
テレビやショーで見ると、
正直ちょっと胡散臭い。
一方で、
医療や心理の分野では
催眠療法として使われているのも事実です。
では、結局のところ——
催眠術は本当に効くのか?
答えは、
👉 「効く場合もある。ただし条件付き」
です。
🧠 まず結論:催眠術は「魔法」ではない
大前提として、
催眠術は
- 意識を失わせるもの
- 操られるもの
- 無理やり命令されるもの
ではありません。
催眠状態とは、
意識はあるけれど、注意の向きが極端に絞られた状態。
例えるなら、
- 本に夢中で名前を呼ばれても気づかない
- 映画に入り込んで現実を忘れる
この状態にかなり近い。
つまり、
特殊な集中状態です。
😵 なぜ「かかる人」と「かからない人」がいるのか
催眠術にかかりやすい人の特徴は、
意外にもこんなタイプ。
✔ 想像力が豊か
✔ 話を素直にイメージできる
✔ コントロールされたいのではなく「委ねられる」
✔ 集中しやすい
逆に、かかりにくい人は、
- 常に分析してしまう
- 「騙されないぞ」と構えている
- 周囲を気にしすぎる
これは、
賢い・鈍いの話ではありません。
注意の向け方のクセの違いです。
🧪 科学的にはどう説明されている?
脳科学的には、
催眠状態では
- 前頭前野(判断・批判)がやや静かになる
- 想像・感覚に関わる領域が活発になる
と言われています。
その結果、
- イメージが現実の感覚に近づく
- 痛みが弱く感じられる
- 体の反応が変わる
これはプラセボ(思い込み)に近い部分もありますが、
「思い込み」=「効かない」ではないのが重要な点。
実際、
痛みの緩和や不安軽減に
催眠療法が使われることもあります。
😴 催眠術と睡眠は似ている?
よく誤解されますが、
- 催眠状態 = 睡眠
ではありません。
ただし、共通点はあります。
- 外部刺激への注意が減る
- 内側の感覚が強くなる
- 無意識の影響を受けやすくなる
このため、
寝る前の状態は、軽い催眠に近い
とも言われます。
自己暗示やリラックス誘導が
睡眠に効く理由も、ここにあります。
⚠ テレビの催眠術が「効きすぎ」に見える理由
ショー催眠が派手に見えるのは、
- かかりやすい人だけが選ばれている
- 空気感・期待値が高い
- 周囲の反応が後押ししている
という要因が重なっているから。
つまり、
誰にでも同じように起きる現象ではない
というのが現実です。
🌙 じゃあ、日常生活に意味はあるの?
あります。
ただし、使い方次第。
- 自己暗示
- リラクゼーション
- 睡眠前のイメージ誘導
- 不安を和らげる言葉がけ
これらはすべて、
催眠と同じ仕組みを日常レベルで使っている
と言えます。
特別な技術というより、
「注意の向け方」の話なのです。
📝 まとめ:催眠術は“効くかどうか”より“どう使うか”
催眠術は、
✔ 魔法ではない
✔ 操られるものでもない
✔ でも、脳の状態を変える力はある
という、
グレーだけど現実的な存在。
「信じる/信じない」で切るよりも、
- 集中
- イメージ
- 言葉の影響
が人にどれほど作用するかを
知るきっかけとして見ると、
とても面白いテーマです。
眠れない夜に、
「今日はゆっくり眠れる」
と自分に言い聞かせることも、
実は立派な“軽い催眠”。
効くかどうかは、
あなたの脳が
どこに注意を向けているか
次第なのかもしれません。
1分で幸福に満たされる 巡りの法則 「宇宙の呼吸」で自分をととのえる


コメント